疲れが溜まったりするとお口の中に出来てしまうことのある口内炎。
一度出来ると治るまでに時間がかかるのと、痛みが伴うのが悩みどころですよね。
この記事では、噛んでしまうなど物理的な問題で出来る口内炎ではなく、何の前触れもなく突然口の中にできてしまう、中心が白っぽくてその周りを縁取るように赤く炎症が起きている「アフタ性口内炎」について書いていきます。
- 「口内炎が出来たけど、悪化する前に治したい」
- 「口内炎が出来て5日くらい経つけど、治る気配がないしとにかく痛い!」
- 「食事どころか水やお茶ですら飲むのに激痛!どうにかしたい!」
- 「市販の薬で治せるなら治したい」
そんな方の参考になれば幸いです!
激痛!りんご史上最悪の口内炎との戦い
この記事ではわたしが人生の中で一番痛かった口内炎(2019年8月に出来たやつ)の話をしていきます。
口内炎はわたしにとってそんなに珍しいものではなく、疲れやストレスが溜まったり、野菜類を食べない日が続いたりするとたま~に出来ることがあります。
大抵、2~3日で痛みが治まり、5日くらい経つ頃には治っていることが多く、痛みは2~3日の我慢…くらいにしか思っていませんでした。
そう、今回できた口内炎は2~3日で痛みが治まらず、5日経っても炎症・痛みともに治まることがなく、口内炎の周りが腫れているような感じでした。
食事のときに痛いのはもちろん、冷たい水やお茶を飲む時も痛い。
そろどころか、何も口にしていなくても痛みを感じて仕事に集中できない日が続きました。
噛んだわけでもないのに、口内炎が直径8ミリくらいまで大きくなってかなりの激痛…。
月曜日に出来てもう6日目なのに衰える気配がない😭
水を飲んだだけで激痛なのでストローで水分補給。
麺を一本ずつ食べる…というしんどさww
お盆入っちゃったから歯医者も休みだし…とりあえずドラッグストアへ💦— りんご@初心者ブロガー (@ringo_note_23) August 10, 2019
そしてあまりの痛さにTwitterでつぶやきました…。
1日3回、欠かさず飲みましたが効果がなかったので、これは歯医者に行くべきか…と思ったものの、ちょうどお盆休みに入ってしまい、歯医者さんはお休み…。
でもこのまま痛いのを我慢するのはちょっと無理!そう思ってドラッグストアで買える薬をいくつか買って試してみることにしました。
ドラッグストアで買える口内炎の薬4つ
普段ほとんど病院にも行かなければ薬も飲んだりしないタイプのわたしですが、口内炎の治療として4つも薬を買いました(笑)。
お薬の特徴や使用感などについてまとめてみたので、口内炎でお困りの際に参考にしてみてくださいね。
メディケアシリーズ デンタルクリーム(局所麻酔成分配合)
とにかく何も口にしていなくても痛みを感じる(犬歯に触れる部分が口内炎だったためもある)し、このままじゃ食事も水分補給も苦痛でしかないので「痛み」をなんとかしようと思いました。
そこで買ったものの一つがこちら、メディケアシリーズのデンタルクリームという軟膏タイプのお薬。

このお薬、局所麻酔成分が入っているということで最初はちょっとビビってしまったのですが、ネットでも使用している方を見かけたので使ってみようと思い購入しました。
使い方はクリーム(軟膏)を口内炎に直接塗るだけです。
実際に塗ってみた感想ですが…最初は口内炎に軟膏が触れた痛みがあって、なんとなくそれが沁みるような痛みになり、そして5分ほど経過したころでしょうか。
口内炎の痛みが本当に感じられなくなりました!
即効性がありそうだとは思いましたが、思っていたよりも速く、そして効き目もばっちりでした。
そして、少し時間が経過するにつれて、クリームが口の中に少しずつ広がっていったんでしょうね。
口内炎の近くの部分の感覚が「ない」まではいきませんがマヒしているような感じになりました。
一度塗ると30分~40分くらいは食べたり飲んだりしても痛みを感じることはありません。
ただ、口にしたものが温かいとか冷たいとか、そういったことは感じられました。
気になる方は激熱・激冷の食べ物や飲み物は控えた方が良いかもしれません。
食事や水分補給が痛みでツライというのはしんどいので、あまりにひどい痛みの時はこのクリームを塗るのがおすすめです!
一応商品の説明に「1日に数回塗る」と書いてあるので、気になるときに塗っても大丈夫だとは思います。
個人的には局所麻酔効果があるので、あまり多用はしない方が良いかな…と思っています。
そのため、わたしは食事前に限定して使用していました。
ただ、本当に痛みがすぐになくなるので、その点はとっても良いと思います!
また、軟膏タイプのわりにはあまりぬちゃぬちゃせず、口の中でどろ~っとしながら留まるタイプの軟膏ではなかった点もポイントです。
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トラフル軟膏PROクイック(ステロイド成分配合)

こちらはあってもなくても良いか…と思ったのですが、デンタルクリームをずっと塗るのはちょっとな…。
そして次に紹介する貼るタイプのお薬は1日に1~2回の使用となっていたため、その間を繋ぐために購入しました。
軟膏タイプは口の中で「ぬちゃ~」ってなるのがちょっと嫌だったんですが、仕方がありません。
実際に使用してみると、口内炎に触れた瞬間から馴染むまでの数分ほどは、沁みるような痛みが少しありますが、徐々に気にならなくなっていきます。
が、ものすごい「ぬちゃ~感」に襲われます(笑)。
起きているときに使用しても、自分の唾液と混ざって何とも言えないぬちゃ感…。
寝ているときに使用して、朝起きたときも何とも言えないぬちゃ感…。
これのおかげで口内炎の炎症や痛みが引いているのだと分かっても、なかなかな不快感でした(笑)。
口内炎の炎症・痛みをなくす効果はあったので、軟膏タイプが苦手じゃない方にはおすすめかと思います。
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大正製薬 口内炎パッチ クイックケア(ステロイド成分配合)
軟膏タイプだけでも良かったかもしれませんが、個人的に軟膏の「ぬちゃ~感」があまり好きではなくて、雑菌が入らず、口内炎をケアしてくれる絆創膏みたいなものがないかなと思って購入したのが、口内炎パッチ「クイックケア」です。

丸いシールのような商品で、これを口内炎を覆うようにペタッと貼るだけでOKという便利なお薬でした。

シールの直径は1cmあり、よほど大きい口内炎でない限りはこれで対応できると思います。
こちらも、口内炎に貼って5分ほどで痛みが引き、貼っている間はほとんど痛みを感じることはありませんでした。
軟膏と違って「ぬちゃ~」ってなることもありませんし、かなり薄めのシール状なので、口の中に貼っていてもそれほど気になりません。
ただ、お食事の時に使用するにはあまり向かないかと思います。
口の中で食べ物を咀嚼しているときや、特に温かいもの・熱いものを口にしたときにクイックケアが剥がれかけてしまったんです。
そうなるとめっちゃ気になりますし、なんなら食べ物などが口内炎にあたって激痛…になりかねません。
痛みが酷いときはクイックケアを貼るよりもデンタルクリームを塗ってサッと食事を済ませて、その後クイックケアなどでケアする方が良いかと思います。
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トラフル錠

実は一番最初に口内炎治療のために購入した飲み薬です。
わたしの場合、とにかく痛みと炎症がひどく、しかも5日程度続いていた状態で飲み薬を飲んだわけですが、全然効きませんでしたw
ただ、飲むタイミングが悪かったかな…とも思っています。
しかしこの飲み薬、実は最後の最後でまた活躍します(笑)。
結局わたしは口内炎の痛みと炎症を抑えるために、
- デンタルクリーム(局所麻酔成分入り)を塗って食事
- クイックケアを口内炎に貼って過ごす
- 寝る時にトラフル軟膏PROクイックを塗って寝る
という感じを繰り返しながら1日半ほど過ごしました。
おかげで、あれだけ酷かった炎症・痛み共にほとんど感じなくなって、口内炎の大きさ自体も小さくなりました。
もうこれ以上、塗り薬や貼り薬を使わなくても自然に治っていくんじゃ…?という思いもあったのですが、ここからまた悪化するのも嫌だったので一番最初に買って使ったものの効果がなかった飲み薬を飲むことにしました。
患部に直接ではなく、内部から治すという選択をここにきて再びとりましたが、これが良い感じで効きました(ほったらかしでも治ったかもしれませんが…^^;)。
個人的には、痛みや炎症がひどくなる前か、引いた後のケアとして飲み薬を使用するのが良いと感じましたね。
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口内炎ができてから薬を使って治すまでの経過
炎症・痛み共にかなりひどかったわたし史上最悪の口内炎ですが、経過はこんな感じとなりました。
1日目 | 小さい口内炎ができたことに気づく。 |
2日目 | 口内炎が大きくなり、様々な刺激で痛みを感じるようになる。 |
3日目 | 2日目と同様(あと1日くらい待てば口内炎も治まると思っていた)。 |
4日目 | 痛みや炎症が治まらず、飲食がつらい。 |
5日目 | 何も口にしていなくても痛い。飲み薬(トラフル錠)を飲むも、効果がない。 |
6日目 | 口内炎の直径が8ミリに。塗り薬(食事の時はデンタルクリーム、寝るときはトラフル軟膏PROクイック)と貼り薬(クイックケア)を買って治療を始める。 |
7日目 | 塗り薬と貼り薬を使用し、かなり痛みと炎症が引く。ほぼ1日中、塗り薬か貼り薬のどちらかを使っていた。 |
8日目 | 口内炎がかなり小さくなり、痛みと炎症もほぼなくなる。塗り薬と貼り薬の使用をやめ、飲み薬(トラフル錠)を飲んで過ごす。 |
9日目 | 口内炎の痕が少しあるものの、痛みや炎症は完全になくなる(いつもの口内炎でいう治った状態と同じ)。 |
という感じで、いつもだったら長くても5日目くらいには治ってしまうことが多かった口内炎なんですが、今回は治るまでに9日もかかってしまいました…。
炎症や痛みにはデンタルクリームとトラフル軟膏PROクイック、口内炎パッチクイックケアの3点セットが即効性がありました。
飲み薬は痛みや炎症が酷くなってからは効きにくいかもしれません。
口内炎の治療薬まとめ
個人的な使用感としてはシール状の薬を口内炎に貼るクイックケアが一番良かったです。
変な味や軟膏のぬちゃ感もなく、それなのに痛みや炎症に確実に効果があったお薬ということで、今後もこんな口内炎が出来たら迷わずクイックケアは購入すると思います。
その他のお薬も用途や使用するタイミングを選べば良いお薬だと思いますので、最終的にはご自分に合うものを選ぶのがいちばんですね。
また、最後にお薬の注意書にも書かれていますが、薬を使用しても治らない場合や、薬の使用で状態が悪化した場合はすぐに病院で診てもらうようにしてくださいね!