キッチンの掃除は油汚れが多くて本当にいやになる…なんて人も多いのではないでしょうか。
今回は近頃お家の掃除で活躍してくれている「過炭酸ナトリウム(過炭酸ソーダ)」を使って油汚れを撃退しよう!と思い立って実際にやってみました。
過炭酸ナトリウムは重曹やセスキ炭酸ソーダよりも強いアルカリ性で、油汚れは酸性なので、油汚れを落とすには過炭酸ナトリウムはピッタリのアイテムなんです!
- 鍋やフライパン、魚焼きのグリルなどの油汚れを放置しすぎてなかなか落とせない
- 汚れが落ちないので、汚れを落とすことをあきらめている
- 出来るだけ手間をかけずに油汚れを落としたい
準備|過炭酸ナトリウムで油汚れを落とす前に
今回わたしはキッチンのシンクにお湯を溜めて、そこに過炭酸ナトリウムを投入!
そこに鍋やフライパンなど油汚れを落としたいものをぶち込むという方法でやりました。
シンクのフタ(栓)がなくても代用品でシンクにお湯を溜められるので、参考にしてみてください。
必要なものは3つだけ
汚れを落とす前にまずは必要なものを揃えます。
と言っても3つだけなのでご安心を。
- 過炭酸ナトリウム(100gくらい)
- 40℃以上のお湯
- ゴム手袋
過炭酸ナトリウムは100均で購入できるので、今すぐやりたい!という場合はお近くの100均で買っちゃいましょう!
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洗濯槽の掃除やお風呂の床の黒ずみ落としなど、お家のお掃除に結構使えるので多めに買ってもOKですよ~。

シンクのフタ(栓)がない場合は代用品で乗り切る
シンクのフタ(栓)がある場合は上記の3つで良いのですが、フタがない場合は代用品で乗り切りましょう。
代用品はシンクのゴミ受け・ポリ袋かラップ・輪ゴムの3つです。
シンクのゴミ受けにポリ袋かラップを被せ、輪ゴムで留めるだけでOKです。
過炭酸ナトリウムでの油汚れの落とし方
今回はこの3つの調理器具の油汚れを落としていきます!
![]() 洗ってもこすってもギトギトの小鍋 |
![]() 焦げ付きがひどいフライパン |
![]() ギトギトのやかん |
この調理器具がどこまで綺麗になるのか!?
それでは、汚れの落とし方を見ていきましょう!
シンクに栓をしてお湯を溜め、過炭酸ナトリウムを入れる
まずはシンクにお湯を溜めます。
40℃以上のお湯じゃないと、過炭酸ナトリウムが溶けず、効果が出にくいのでお風呂よりも熱めのお湯を溜めてください。
汚れを落としたい部分がお湯に浸かるまで溜めてくださいね!

お湯に過炭酸ナトリウムを入れたらゴム手袋をして、お湯を少しかき混ぜてください。
過炭酸ナトリウムが溶けて、お湯が白っぽくなります。
過炭酸ナトリウムは強いアルカリ性なので素手で触ると手が荒れてしまう可能性があります。
安全のために必ずゴム手袋をつけてからお湯をかき混ぜるようにしましょう!
過炭酸ナトリウムが溶け、しばらくするとお湯は透明になります。
汚れを落としたいものを30分くらいお湯に浸ける
過炭酸ナトリウムをお湯に溶かしたら、汚れを落としたい物をつけていきましょう。

こんな感じです。
やかんや鍋は何も入れないままだと浮いてしまうので、水やお湯を入れて沈めるようにします。
フライパンは底の焦げ付きを落としたいので底だけを浸けてます(フライパンの中に入っているのは普通の水道水)。
フライパンの内側は色が茶色いけど今回は何もしません。
この時点で汚れを落としたい部分がお湯から出ていれば足してください。
お湯に浸ける時間は大体30分くらいでOK!
約30分後、こすって汚れを落とす
浸け置きしたからと言ってそれだけで汚れが落ちるわけではなく、最終的に自分でこすって汚れを落とします。
大体30分くらい経ったら、汚れの部分を手でこすってみましょう。
汚れが落ちにくい場合はスポンジやブラシでこすってみるといいかもしれません。
(わたしはほぼゴム手袋をはめてこすっただけで汚れが落ちました)
結果|過炭酸ナトリウムで油汚れがめっちゃ落ちた
過炭酸ナトリウムで浸け置き後こすった結果、ギトギトだった調理器具はどうなったのか見ていきましょう。
ビフォー | アフター |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
ビフォーがきたなすぎなんですが、分かりやすいビフォーアフターになったかと思います(笑)。
お湯に浸けながら手でこすっただけですが、きれいに油汚れと焦げ付きが落ちていきました。
汚れの90%は落とせたと思います!
これだけ落ちると気持ちいいですよ~!
まとめ
では、最後に手順をまとめていきます。
- シンクに40℃以上のお湯を溜める
- 過炭酸ナトリウムを100gくらい入れ、ゴム手袋をはめて溶解する
- 汚れを落としたい物をお湯に浸ける
- 浸け置きする時間は30分くらい
- 時間がたったらゴム手袋をはめて汚れをこすり落とす
- 最後は洗剤で洗っておく
やり方に慣れてくると準備から作業終了まで1時間ほどで済んでしまうかと思います。
労力もそれほどかからないので、ぜひ試してみてくださいね!