ここではこんな疑問を解決していきます。
この記事で分かること
- -25℃ほどの冷凍倉庫内で作業するときにおすすめの服装
今回は、-25℃ほどの冷凍倉庫で約1年働いているわたしの体験を元に、おすすめの服装やアイテムなどを紹介していきます!
ここで紹介するものは-30℃よりも温度が低い冷凍倉庫で働く場合には向かない(もっと適切な服装や装備が必要)かと思いますので、温度にあった対策を行ってくださいね。
冷凍倉庫で働くときの参考にしていただければ幸いです。
冷凍倉庫内で働くときにおすすめの服装
冷凍倉庫で働く場合、基本的に防寒着は会社が貸してくれます。
そのため、自分で準備するのは防寒着の中に着る服になりますね。
色々着てみましたが、これがいい感じだなと思った服をあげていきます。
トップスはヒートテック+半袖Tシャツ+厚手のパーカーが最強
動きやすさと寒さ対策を考えるとベストな組み合わせを紹介していきます。
- ヒートテック(他社の同じようなアイテムでもOK)
- 半袖Tシャツ
- 厚手のパーカー(出来れば裏起毛やモコモコしているものだとなお良し)
- 防寒着
※1~4の順に着てます
上半身はフル装備でこんな感じになります。

ぶっちゃけヒートテック系のインナーじゃなくても問題はありません。
普通のロンTとかでも大丈夫です。
気持ちヒートテック系の方が寒くないかな?と感じたので。
半袖Tシャツは、わたしの場合は会社の制服なので着ています^^;
長袖もあるんですが、着こみ過ぎて腕が動かしづらいのもイヤなので半袖です。
着なくても大丈夫かもしれませんが、寒さを感じたときはぜひ半袖を1枚プラスしてみてください♪
最後に厚手のパーカーですが、これが一番重要です。
厚手でフードがついていることが大事。
生地が薄いパーカーだと寒いです。
また、フードがないスウェットやニット、カーディガンなどもおすすめしません。
なぜかと言うと、首元の露出が多めなんです。
ネックウォーマーや防寒着で首元を覆ったとしても、フードの有無で寒さの感じ方が違いました。
また、フードをかぶって首~頭まで一気に防寒できる点も良いです。
タートルネックの厚手のニットなどがあればそれでも良いかと思いますが、パーカーによくあるスウェット素材の方が寒くないかと思います。
[itemlink post_id=”3307″ title=”裏ボア パーカー”]
-25℃くらいの冷凍庫であれば、わたし自身がこのタイプの防寒着なので以下のような防寒着でも作業自体は可能だと思います。
[itemlink post_id=”3327″ title=”防寒着”]
もし「防寒着は自分で準備してね」という場合は参考にしてみてください。
ボトムはレギンス(パッチ)+スウェットパンツがベスト
下に履くものもできるだけしっかり着こんだ方がベストです。
- レギンス・パッチ(ヒートテック系でも、厚手のものでもOK)
- スウェットパンツ(厚手で裏ボアだとさらに良し)
※1~2の順に履きます
2点を着用してからわたしは制服の作業ズボン(防寒用じゃない普通の作業着)を履きます。
レギンス・パッチはあるなら絶対に履いた方が良いです。
脚の寒さ対策にはタイツもアリですが、つま先~足首は暖かい素材の靴下や5本指ソックスなどを重ね履きする方がより寒くないと思います。
(後ほど足元の寒さ対策で詳しく触れていきます)
スウェットパンツは寒さ対策に欠かせません。
下半身が冷えやすい、寒さが気になる場合は履いた方が良いと思います。
内側がボア素材や裏起毛などのものがあればそっちをおすすめします。
[itemlink post_id=”3310″ title=”裏ボア スウェットパンツ”]
めちゃくちゃ着ぶくれしそう、動きにくそう…と思われるかもしれませんが、意外と動けますのでご安心を。
(着ぶくれはしてるかもですが、冷凍庫内作業するのに着ぶくれを気にする必要はないかと思います。)
頭・耳はニット帽で守ろう!
頭から耳にかけてはニット帽をかぶって対策するのがベスト。
動いてもズレないし暖かいのでイヤーマフより断然おすすめです。
足元は厳重に!靴下の重ね履きが必須!
トップスもボトムも大事ですがさらに大事なのが足の寒さ対策です。
わたしは冷凍庫で作業していて真っ先に冷えてくるのがつま先なので、いろいろ試した結果がこちら。
- 5本指ソックス(くるぶしくらいまでの短めでもOK)
- 足首まで長さがある靴下(2枚履くとなお良し)
※1→2の順で履きます
5本指ソックスはいいぞ。
とりあえず一番最初に履きましょう。
普通の靴下よりもおすすめです。
続いて足首が隠れるくらいまで丈のある靴下を履きます。

最低でもこれくらいの丈がないと足首から冷えます。
わたしはこれを2枚重ねて履いて、5本指ソックスと合わせて3枚重ねてます。
これでもやっぱりつま先が冷たくなってジンジンしてきます。
靴下は最低でも3枚は履きましょう!!
手袋は軍手2枚重ねがベスト!
冷凍倉庫なので手袋は必須です。
けど、普通の手袋というわけにもいきませんし、常温の倉庫作業で使用するような手袋もあまりおすすめしません。
というわけでおすすめは、「軍手を2枚重ねにする」です!
寒いので1枚ではキツイです。
すぐ指先の感覚がなくなるので2枚重ねにした方がまだマシ。
軍手の2枚重ねですが、ポイントがあります。
- 滑り止めがないタイプの軍手をする
- 滑り止め(いぼいぼ)がある軍手をする
これが一番作業しやすいかと。
滑り止めがない軍手だと、物が滑って持てなくて作業しづらいので、一番外側にくる軍手は滑り止め付き。

その内側にする軍手は滑り止めがないタイプのものが良いです。
理由は、滑り止めのイボイボはゴム素材。
このゴムの部分がめちゃくちゃ冷えやすいので、ここから手が冷えてしまうんですね。
できれば内側は何もついてない軍手の方がおすすめです。
ちなみに、手が小さくてSサイズの軍手でも合わない…という方は、子ども用の軍手がおすすめですよ。

画像の軍手は100均のセリアで売っていたのですが、意外と使えます。
冷凍庫でこれ1枚だと心もとないので、わたしは軍手の下にもう一枚重ねてます。

こちらもセリアで売ってた下履き手袋。
軍手に比べると厚みや暖かさは劣りますが、ないよりはあったほうが寒さ対策になります。
まとめ|できるだけ着こんで暖かい服装で作業しよう!
冷凍庫作業時の服装まとめ
- トップス:ヒートテック+半袖Tシャツ+厚手のパーカー
- ボトムス:レギンス(パッチ)+スウェットパンツ
- 頭・耳:ニット帽
- 足元:5本指ソックス+足首丈の靴下2枚重ね
- 手:軍手2枚重ね(手袋の2枚重ね推奨)
冷凍庫内作業は-20℃と普通の生活ではほとんど感じることのない寒さの中でのお仕事です。
最初は「着過ぎかな?」ってくらい着こんで作業に臨んだ方が安心ですよ。
この記事の服装を参考に、自分い合った作業スタイルを見つけていってくださいね。