ブロガーのイケダハヤト氏の著書「武器としての書く技術」を読んだことがありますか?
今回はブログ運営9ヶ月目のわたしがこの本を読んだ感想を書いていきます!
簡潔に感想を言い表すならば、「伸び悩みブロガーさんが試したくなる情報満載!とりあえず読んでおいて間違いない」でしょうか。
この記事で分かること
- 「武器としての書く技術」のざっくりとした感想
- 行き詰りを感じてるブロガーがチェックしておきたい3つのこと
本を読んでからのやる気が爆上がりしたので、特にグッときた部分を3つピックアップしていきます!
「武器としての書く技術」から学ぶ、伸び悩みブロガーに大事な3つのこと
「武器としての書く技術」は大先輩ブロガーのイケダハヤトさんの著書。
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まさに「ブログ飯を食べていくために必要な”書く”技術」について書かれた本です。
ここでは最近行き詰まりを感じていたわたしが、この本を読んで学んだ3点について紹介していきます!
まじめな優等生の意見は響かない
ブログを書いていて、なんとなくありきたりなことを書いてしまうことはありませんか?
けど、世の中にはいろんな人がいて、ブログを読んでくれる読者さんにもいろんな人がいます。
その人たち一人ひとりに寄り添った内容を発信することは、プロブロガーでもプロライターでも、誰がやっても絶対に無理です。
誰からも愛され支持さる発信者には絶対なれません。あきらめましょう。
でも、できるだけ多くの人に配慮する気持ちを持ちたい。
どちらかの意見に偏らず、中立的な立場でありたい。
やんわりと表現したり、気遣ったりすることは大事。
確かにそうかもしれません。
けど、それはあなたの本心ですか?
本当はこう思うけど、言ったら誰かを傷つけるかもしれない。
嫌われたくない。
さらに、炎上したらどうしよう。怖いな…。
という気持ちもあるかもしれません。
でも、それを気にしていたら自分の意見はいつまで経っても言えません。
色んな人を気遣い、傷つけない優しい(誰の印象にも残らない)発言しかできなくなります。
でも、それって発信する意味があるんでしょうか?
イケハヤさんはこの本の中でこんな一文を記しています。
誰も傷つけない無味無臭のテキストは、誰の心にも刺さらないテキストです。
「武器としての書く技術」より引用
趣味やお小遣い稼ぎ程度できればいいや、という人なら、無味無臭のテキストでもいいかもしれません。
でも、本気でブログで食って行こうと思っているのなら、誰の心にも刺さらない文章をいくら書いても人を惹きつけることはできません。
わたしは実生活でもそうなんですが、八方美人なタイプです。
誰にでも良い顔をして、嫌われるのがイヤで、怖くて。
良い人をずっと演じていました。
そしてそれはブログを書いていても同じだったんです。
批判されたり炎上するのが怖くて、素の自分・気持ちを表せていなかった場面もあります。
それじゃ誰の心にも残らないし、何のための発言なのか分からないですよね。
この本でブログやTwitterなど、ネット上では
- 「良い人」であろうとしなくて良い
- 発言する以上、誰一人傷つけない文章なんて絶対書けっこない(誰かを傷つけてしまうこともある)
- 賛否両論ある、それでOK
- それなら自分の意見を偽りなく伝えることが大事
- 炎上なんて気にするな!
このような姿勢でいて大丈夫だし、そうしたほうが活躍できると知りました。
中途半端な覚悟じゃやっていけないし、当たり前だけどそんな甘い世界でもない。
誰からも嫌われないお手本のような文章じゃブログ飯を食べられるようにはなれない、ということを改めて気づかされました。
発表するからうまくなる
ひたすら量をこなすことで、文章能力は向上していきます。
注意したいのは「発表」というプロセスが重要だということです。「武器としての書く技術」より引用
とのこと。
みなさんはブログを書いていて、書くのをやめてしまうことはありませんか?
また、「もっと熟知してから書こう。公開しよう。」
と、書いた記事を下書きにしてしまう経験はありませんか?
けど、世の中に「発表する」ことをやめてしまうことは自分で成長を止めているようなもの。
たくさん文章を書いて、それを発表し誰かに見てもらうことで上手くなるんですね。
たしかに、そんな経験があると言えばあると思います。
自分の文章を発表するということは、誰かがその文章を読むわけです。
「どんな反応をされるのか?」
「どう思うだろうか?」
「有益に感じてくれるだろうか?」
わたしだったらこんな風に思います。
ここから例えば、Googleアナリティクスでユーザーがどんな動きをしたか?と調べることになったりするわけです。
そこから、数値を見て改善したり、新たに記事を書いたりしていく。
何が必要なのか考えたり、情報を得る。
…というような感じで、記事を発表することでどんどん成長していくんですよね。
人目があると緊張感もありますし、それが「良いものを生み出そう」っていうきっかけにもなる。
発表するのをやめたら書くことが今まで以上にできなくなることもあると身をもって知りました^^;

この「発表(アウトプット)」をやめずに続けることで、さらにメリットもあると語られています。
ブロガーとして当たり前のことだけど、納得させられるし、「発表(アウトプット)」をどんどんしていこう!って気持ちになりますよ!
人目をひきやすいマジックワードを文章に混ぜる
マジックワードってなに?って感じですが、イケハヤさんが本で語るマジックワードを少し紹介します。
- 読んでおかないと恥をかく~
- 正しい〇〇の方法
- ぼくが愛用している~
- 東大生が使っている~
「武器としての書く技術」より引用
こんな感じで、思わず人が「おっ!」って反応してしまうようなマジックワードが紹介されています。
なぜ人がこういったマジックワードにひかれるのか?という点についても書かれているので、実際に自分でブログを書くときにすごく参考になります。
まとめ|ブロガーの教科書として手元に置きたい一冊
「武器としての書く技術」のざっくりとした感想について書いてきました。
タイトル通り、「書くための技術・小技」の紹介はもちろん、ブロガーとして生きていくために大切な心構えも載せられています。
分かりやすい具体例も多く載せられていますし、ブロガーの教科書といった感じですね。
イケハヤさんの著書「武器としての書く技術」。
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ブロガーの端くれとしてすっごく勉強になったので、興味がある方はぜひ読んでみましょう!