スケジュール管理をスマホだけで行っている人も多いかと思いますが、手帳を愛用している人も多いのではないでしょうか。
わたしも学生時代からなんだかんだ手帳を使い続けています。
が、買ったことに満足してほとんど使わないまま1年が過ぎてしまうことが多いです…。
また、自分に甘いので「計画」「予定」みたいなものを立ててもその通りに実行できたことなんてほぼないし、長続きしなくて…。
アラサーにもなって手帳も使えなきゃ予定も計画も守れないなんて、わたしはなんてダメなヤツなんだ…。と悲しくなってきました。
でも、ちょっとだけ意識を変えてみたら、少しだけですが手帳をきちんと使うことが出来るようになりました。自分の意識改善にも繋がったんじゃないかと思います。
「三日坊主だけど、買った手帳をちゃんと使いたい」
「予定を立てても、予定や計画を守らない自分を変えたい!」
そんな思いを持っている人の参考になれば幸いです!
明日の自分と小さな約束をする手帳の使い方
さっそく、どんな手帳の使い方をするのか説明していきましょう。
手帳を開いて明日の日付のところに明日絶対にやりたいことを書きます。
これだけです。大変シンプルです。
たとえば、「朝、5時に起きてジョギングしたい」とか。
「仕事を定時で上がって、部屋の掃除をして料理を作る」とか。
こんな感じで書いていくだけでOKです。
わたしはずっと英語を話せるようになりたいと思っていたのですが、何をどうしていいのかもよく分からなくて「面倒くさい」って思ってしまっていました。
元々自分に甘くて、面倒なことは後回し、そして結局やらない…という残念なタイプです…。
けど、「明日はとりあえずゼロ英会話を始めた人のブログや動画を見て、何から始めたらいいか調べる」と手帳に書いて、次の日にはきちんと実現できました。
その後、職場に英語が堪能なフィリピン出身の方がいらっしゃると知って、「明日その人に話しかけてみる」と予定を立て、そこから少しずつではありますが、その方と簡単な英会話のやり取りをさせてもらったりしています。
ちょっとしたことですが、「やりたいけど何もしてない」状態から一歩進むことが出来ました。
当たり前のようなことだとしても、一つひとつ段階を踏んでクリアしていくことが大事だとわたしは思います。
次に、手帳を書く上でのポイントにも触れていきます。
主に手帳を使うのは寝る前
手帳に書き込むのは就寝前が良いと思います。
寝る前って今日のことを考える必要はもうありませんし、純粋に明日以降のことを考えられる時間です。
「明日は〇〇しよう」という意識を、スケジュール帳でもある手帳に書くことでより具体的にイメージできるようになると思います。
手帳に明日の予定を書いた後は基本的にすぐに寝るようにしましょう。
予定を書いた後になにか行動を始めてしまうと、せっかく立てた予定が崩れてしまう(気持ちの問題ですが)こともあるので、出来るだけすぐに眠れる状態で手帳を開くようにしてくださいね。
最初は多くても3つ程度にしぼる
明日のことだけだったら細かく予定を立ててしまいたい!と思うかもしれませんが、最初のうちは多くても3つ程度にとどめておいたほうが良いと思います。
手帳をなるべく書き続けられるようにしたいですし、ガチガチの予定だと挫折してしまう可能性もあります。
まずはゆる~く、どうしてもやりたい、やってしまいたいことを優先に書いて、ちゃんと守れるようになったら少しずつやりたいことを増やしていけば負担が少なくなると思います。
立てた予定は『明日の自分との小さな約束』と考える
予定を手帳に書いたけれど、それを実行できるかできないかは自分次第ですよね。
守っても守らなくても、ぶっちゃけ目に見える実害はなかったりすることがほどんどだと思います。
でも、立てた予定を守らないことで、実は自分自身が一番がっかりしてることに気づいていますか?
やるって言ったのにやらなかった。どうしてもやむを得ない事情があったなら別ですが、楽しみにしていた人からすると、そうでなければどんな小さなことでも、守られなかった約束って悲しいものです。
限定グッズを譲るよって言ってたのにやっぱ無理って言われたら?
デートしようって言ってたのにドタキャンされたら?
小さなことだけど、もし自分がされたら悲しいですよね。
こんなことを、日々自分が自分自身にしていたら、自分のことを好きになんてなれませんし、予定を立てて良い毎日を過ごそう…なんて言っている場合じゃないんです。
寝る前に立てる明日の予定は明日の自分との小さな約束です。
約束を守るのも破るのも自分の自由ですが、それによって満たされるのも悲しむのも自分自身だということを忘れずにいたいですね。
この心がけでわたしはだいぶ「予定」への意識が変わりました。
予定はなるべく守れるように頑張ろうって思うようになりましたし、自分自身、予定を達成できて気分が良いのでおすすめです!
明日の予定を書くのは長期計画にも使える
向いているのは切羽詰まらないと頑張れないタイプ
明日のちょっとした予定を書いていくことから始める手帳の使い方ですが、実は長期計画にも結構有効だと思ってます。
万人に向いているとは言えませんが、切羽詰まらないとやる気が出ないタイプが長期計画を実行していくのには向いていると思います。
と言うのも、わたし自身が切羽詰まらないとやる気が出ないタイプなのですが、とにかく1年かけて○○を目指そう!とかそういうのは、なかなか達成出来ません…。
けれど、前述したように英会話を身につけたいと思って行動を始めたのはこの手帳の使い方を始めてからです。
最初から長期計画を立てたわけではなく、まずはかなりざっくりと英会話を身につけることでその後どうしたいのかを考えました。
英会話を身につけて、海外旅行に行きたい。旅行先で現地の人と触れ合いたい。
一番は、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地を現地のガイドさんの話す内容を理解しながら回りたい。
最終的な目的を決めつつ、そこに行きつくまでの方法は「明日は〇〇を学ぼう」という感じで一歩一歩確実に進んでいく感じが、切羽詰まらないと頑張れないわたしにはしっくりきています。
一週間前の自分よりも、昨日の自分よりも、今日の自分のほうが今の自分に何が必要なのか、明日は何をするのがベストなのかを一番よく知っています。
それと同じく、今日の自分は明後日や一週間後、一ヶ月後の自分のことはよく分かりません。
まとめ
言われなくとも日々の予定を書きこんで手帳を有効活用してます!って人はそのままで良いと思いますが、手帳に書き込む習慣が身につかないし、長期的な計画を実行するのも苦手なタイプにはおすすめの手帳の使い方をご紹介しました。
心がけみたいなものではありますが、自分との約束を守って、良い日々を過ごしていきたいですね!