洗濯洗剤を使用しなくても洗濯物の汚れを落として臭いも消してくれる、マグネシウム洗濯ってご存じでしょうか?
マグネシウムは水と混ざりあうと化学変化を起こして水素を含んだアルカリイオン水になるんです。
このアルカリイオン水、衣服に付いてしまった油汚れや皮脂汚れなどを分解して汚れを落とし、さらには臭いも除去してくれる優れモノなのです。
マグネシウム粒は一度使っておしまいではなく、むしろ300回近く使うことが出来るとか。
さらには、マグネシウム洗濯を続けることで洗濯槽や排水用のホースまでもが綺麗になるとのことで、こんなに良いことづくめなモノならぜひ始めなければ!と思い立ったわけです。
ちなみに、ついでのようでアレですが洗濯洗剤を使用しないので環境にも優しい。
- 消耗品である洗濯洗剤を毎回購入するのが面倒くさい!
- マグネシウム洗濯、興味はあるけど実際のところ汚れや臭いってちゃんと落ちるの?
- とにかく実際どうなのか口コミを知りたい
この記事は洗剤を使用せずマグネシウムだけで洗濯した感想を元に書いていきますので、使用感など参考にしてみてくださいね!
準備編|必要なものと確認事項
準備したマグネシウムと洗濯機のスペック
マグネシウム洗濯には「粒」タイプのマグネシウムを使用します。
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わたしは楽天で購入しました。で、実際に届いたのがこちら。
容器の口にチャックがついているので、一度に使いきれなくてもそのまま保管することができます。
粒の大きさは5mmほどに揃っていました。
洗濯機は全自動式の5kgを使用しています。
マグネシウム洗濯は、全自動はもちろん、ドラム式、2層式の洗濯機でも使用することができます。
マグネシウム粒は洗濯ネットや専用ケースに入れて使用する
マグネシウム粒は一度使っておしまいではなく、繰り返し何度も使うことが出来ます。
そのため、水と混ざりあいつつ洗濯機の中で散らばらないような入れ物に入れて使用するのが良いです。
わたしはマグネシウム粒購入時にレビューを書いて専用ケース(マグボール)をいただきましたので、そのケースに入れて使用しています。
マグボールはこんな感じです。
こういったケースが無い場合は目の細かい洗濯ネットに入れて使用するのが良いようですね。
2019年12月8日現在、マグボールは使用していません。
洗濯中は良いのですが、マグボールを開けるときにすっごく開けにくいのです。
頻繁に開け閉めするものではないのですが、それでもやっぱり開けにくいのがストレスなので100均で売っている目の細かい洗濯ネットにマグネシウム粒を入れて洗濯に使用しています。
洗濯機の容量によって使用するマグネシウム量が変わる
さて、実際にマグネシウム粒で洗濯する前にきっと思うことでしょう。
「マグネシウムってどれくらいの量を入れたらいいの?」と。
洗濯機の容量に対して使用するマグネシウムの目安は以下のようになっているようです。
5kg | 150g |
---|---|
7kg | 200g |
9kg | 250g |
ご自宅の洗濯機に合わせてマグネシウムの量を調整して、用意した入れ物に入れて洗濯しましょう!
実践編|マグネシウム洗濯をやってみた
洗濯のやり方としては、いつも通りに洗濯物を洗濯機に放り込んで、洗濯洗剤の代わりにマグネシウム粒をケースごと洗濯機に入れてそのまま洗濯するだけです。
汚れ落ち|ひどい汚れは完全には落ちない
油汚れや皮脂汚れなどがひどい衣服はすべて処分してしまっているので、今のところそういった物での汚れ落ちがどれくらいのものなのかはっきりしていません(すみません)。
ただ、靴下の黒ずんだ汚れや、職場で床に膝をついてしまった時につく砂ぼこり?のような汚れについては、残念ながら綺麗に落ちることはありませんでした。
でも、これらの汚れって洗濯洗剤で普通に洗濯しても綺麗に落ちませんよね(わたしだけ?)。
なのでそこまで残念な洗浄力とも思っていません。
今後も何か衣服や洗える布製品に汚れが目立った場合は汚れがどの程度落ちるのか試していきたいと思います!
におい|洗濯後は無臭。生乾き臭がなくなる点は優秀!
アラサー女子ですが、それほど体臭はきつくないと思っております…自分では。
夏場、汗をかきまくったTシャツや靴下などもマグネシウム粒のみで洗濯しましたが、洗濯後は特ににおいはなく無臭でした。
また、せっかく洗濯したタオル類が仕事中のゲリラ豪雨でびっしょびしょになってしまったことがあり、帰宅した頃には生乾き臭が漂っていたことがありました。
普段、生乾き臭が発生した洗濯物は40℃近くのお湯と酸素系漂白剤で対処していましたが、今回は面倒くさかったので一度そのまま放置して乾かしてから、マグネシウム洗濯でもう一度洗濯しました。
すると、洗いあがりから生乾きの嫌なにおいはせず、乾いたあとも無臭。
お湯や漂白剤を使用しなくても臭いが無くなりました。普通に嬉しい。
洗濯物の嫌な「におい」に関してはかなり優秀だと思います!
洗濯後の仕上がり|柔軟剤がなくても結構ふわふわしてる
マグネシウム洗濯では柔軟剤も不要だと言われています。
でも、柔軟剤を併用しても問題はないとのこと。
まずは柔軟剤は使用せず、マグネシウム洗濯のみの洗濯後の仕上がりを体感してみることにしました。
柔軟剤を使わないってことはゴワゴワになるんじゃ…?という心配もありましたが、嬉しいことにほぼゴワゴワ感はありませんでした。
フワッフワではありませんが、洗濯洗剤で洗濯して柔軟剤を使用しなかったときと比べるとゴワゴワ感はかなり和らぎます。
柔軟剤を使う場合|洗濯後はほのかに香りがする
柔軟剤を使用しなくてもまずまず柔らかく洗濯物が仕上がりますが、やっぱり少し香りがあった方が良いかも…と思うときもあります。
マグネシウム洗濯と柔軟剤の併用は可能なので、実際にやってみましたが、洗濯後は柔軟剤の香りがほわっと香る程度でした。
もしや無臭になるんじゃないか?と思いましたが、一応香りは残ったという結果になります。
でも、ほのかに香る感じはこれはこれで良いんじゃないかと思います。
個人的には「香水?」ってくらいきつい柔軟剤の香りを漂わせている人が苦手なので、ほのかな香りは品があるようでいいなって感じるんです(あくまでも個人の感想w)。
洗濯物の仕上がり(香りを除く柔軟性)については柔軟剤+マグネシウム洗濯とマグネシウム洗濯のみの場合とであまり違いを感じられなかった…というのが正直な感想です。
マグネシウム洗濯をしたい場合、柔軟剤は洗濯物にほのかに香りを出したいときに使用する…という感じで良いかもしれませんね。
お手入れ編|1週間程度ではお手入れ不要
マグネシウム洗濯をする場合、マグネシウムが水と化学反応を起こして水素水が出来るわけですが、同時にマグネシウムは酸化していくんだそうです。
酸化が進むと銀色のマグネシウムは黒ずんでくるようで、そうなると膜を張ったような状態になってしまい、水と混ざっても反応しにくくなってしまうようです。
というわけで、マグネシウムが黒っぽくなってきたらクエン酸やお酢などを使ってその膜を取ってあげるようにしましょう。
実際に1週間毎日マグネシウム洗濯をしてみて、マグネシウムはどうなったのか見てみました。
使い始める前(2019年9月7日)の状態 | 使い始めて1週間以上経過後(2019年9月16日)の状態 |
マグネシウムに黒ずみは特に見られず、1週間程度の使用ではお手入れは不要ということが分かりました。
2019年12月9日追記
洗濯に使用するマグネシウム粒のお手入れについてまとめました。
やり方も簡単で、準備物も100均で全部揃う(自宅に全部ある人もいるかも)ので、継続しやすいですよ♪
まとめ|洗剤や柔軟剤の代替えになり、買い溜め不要で便利
今のところマグネシウム洗濯で洗濯物が綺麗になり、においもしないので、洗濯洗剤や柔軟剤の代替品として十分力を発揮してくれていると思います!
また、洗剤と柔軟剤って重たいから買いに行くのも億劫ですし、自宅にストックしておくと場所を取るのが難点でしたが、それらが全て解消されてしまいました。
マグネシウム洗濯用に作ったマグボール(マグネシウムを適量洗濯ネットなどに入れたもの)は300回ほど使用することができるようです。
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10ヶ月近く使い続けることができると考えると、洗剤・柔軟剤を使用するよりもお財布に優しいですね。
シンプルで機能的なお洗濯を始めてみたい方におすすめです♪