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【ミニマリストと喪服】使用頻度の低い喪服は必要?大人なら持つべきだと思うって話

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喪服はそれほど使用頻度の多いものではありません。

けど、モノを最小限にして生活を豊かにするミニマリストとしては、この「使用頻度の低い服」って引っかかりますよね。

りんご
りんご
使うシーンが限られてるし、喪服は持つべきかどうか悩みます…。

レンタルなども検討しましたし、喪服としても普段着としても着用できる服を持てばいいかな?と思ったこともあります。

けれど、やっぱり喪服は大人なら一着は持っておくべきだとわたしは思いました。

処分することばかり考えていたわたしですが、なぜ喪服は持つべきだと思ったのか?

個人の考えですが参考にしていただければ幸いです。

 

最近よくあるネットでの喪服レンタルは現実的じゃない

まず、喪服をレンタルできると知って「レンタルでいいんじゃないか?」と思いました。

借りたいときにきれいな喪服を借りられるので便利なのですが、日程的な問題でレンタルできない場合があるので現実的じゃないな、と。

法事であれば、事前に日程が分かりますからレンタルでも問題ないかもしれません。

けれど、お葬式の場合はそういうわけにはいきませんよね。

りんご
りんご
その時がいつ訪れるかというのは、分かりませんからね…。

お通夜は亡くなった日の翌日に行われることが一般的だとされています。

こういったことを考えると喪服をレンタルする場合は訃報を受けるたびに急いで喪服の手配をする必要があるので、かなり落ち着かない上に最悪の場合、喪服が手元に届かないこともあるので注意が必要です。

ネットでレンタルする場合、お通夜までに喪服が届かないことも

これはわたしの話ですが、親族の訃報を夕方に受けて翌日の晩にお通夜…ということが実際にありました。

住んでいる場所から少し離れた場所でのお通夜だったので、翌日のお昼には自宅を出て移動を始めたほうが良い…という状況。

この状態で手元に喪服がないというのは…正直かなり困りました。

ネットで喪服のレンタル利用する場合、配送業者に配達してもらうことになります。

レンタルの注文を入れたとしても、多くが「16時までの受付で即日発送」でした。

16時までに申し込めればいいですが、わたしが訃報を受けたのは17時過ぎ。今から注文をいれても即日発送はしてもらえません。

そうなるとどうしたって翌日のお通夜には間に合いません。

りんご
りんご
絶望感MAXですよもう…。

ただ、お店によっては配送センターがあなたのお住いの近くにある場合もあります。

都内や実店舗周辺にお住まいであれば、店頭で即日受け取ることも可能だったりするので、よく確認した上でレンタルを利用するのも一つの手段だと思います。

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りんご
りんご
これができる人は、喪服を持たなくてもいいかも

 

レンタルでも結構いいお値段だったりする

喪服は数万するのが当たり前、と思っている方ならレンタル喪服の価格はリーズナブルに感じるかもしれません。

けど、わたしのような薄給の庶民には喪服と小物類を合わせてレンタルで約5,000円~…という価格はちょっと高いかな~って思ってしまいます。

1回で5,000円~ですからね。

りんご
りんご
ちなみにしまむらでレディースの喪服と小物類を購入すると2万円あればほぼ収まります。
【すぐ買えて安い】しまむらでレディース喪服と小物一式が約2万で揃う!訃報を受けるのはいつも突然のことです。 その時に手持ちの喪服が着られなくなっていた、そもそも喪服を持っていない…。 なんて経...

高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、今後お葬式には一切出ません!という人でなければ買って手元に置いておいたほうが何かと便利だとわたしは思います。

 

手元に喪服がないことで焦ったり心配すること自体が無駄

こちらもわたしの体験談になりますが、手元に喪服がない!ってなると本当に焦ります。

ネットでレンタルするにしても、どこかで買ってくるにしても、お通夜やお葬式まで時間がないっていうのに「どうやって喪服を調達する?」「間に合う?」という心配をしてしまいます。

実家を離れているかたも多いと思いますし、葬儀が行われる場所がお住いの近くだとは限りませんよね。

また、親族…それこそ本当に近い親族や同居していた家族の葬儀であれば、喪主じゃなくてもお通夜やお葬式が始まる前からやることがたくさんあります。

駆けつけて下さった他の親族の方、故人の知人の方など。放っておくわけにはいきません(当たり前ですね)。

喪主が忙しくて対応できない場合に葬儀屋さんと話をしたりすることもります。

りんご
りんご
喪服がないとか言ってる場合じゃねえええ!!!

ってなったんです、本当に(泣)。

若いうちはまだそこまで喪服の使用頻度は高くありませんが、年齢を重ねるにつれ、結婚して家族が増えるにつれ、お葬式の機会は増えていきます。

そして、だんだんと喪主や喪主に近い立場になっていく方も多い思います。

その時に「喪服がない!!」なんてジタバタしているのは…時間の無駄ですし、大人としてどうなんだ、ってわたしは思いました。

 

TPOを弁え、スマートに物事に対応することも大事

そういった経験から思ったんですが、ミニマリストってモノを持たないだけの人じゃないんですよね。

持つべきモノを厳選してシンプルで丁寧な暮らしをする。

少ない持ち物だけど、そのどれもが必要なモノ。

わたしは使用頻度の低いモノは処分していたんですが、喪服に関してはこれには該当しないんだな、と。

りんご
りんご
使用頻度は低いけど、喪服は代替えできない必要なモノなんだなって思ったんです。

普段着る黒い服やワンピースなどでは色味や生地の素材が違うので、やはり喪服の代わりとするわけにはいきません。

だからと言って喪服に寄せた服を持つのもおかしな話ですし(だったら喪服持ったほうが早い)。

なにより、お葬式って自分のためにするものじゃなくて故人とのお別れの場なんですよね。

お別れの場に相応しい服装が喪服なのですし、そこに自分のワガママ(喪服を持ちたくないからとりあえず黒い服でなんとかしたい、という気持ち)を持ち込むのは失礼というか、やっぱり相応しくないと思います。

TPOを弁え、スマートでいたいです。

ミニマリストとしてというか人として大事なことだと思いましたね…。

 

まとめ|必要なモノと不要なモノを見極めるのがミニマリスト!

モノを持たないだけがミニマリストってわけではないんだなあと、喪服の件で考えさせられました。

わたしは結局レンタルすることが不可能だったので喪服を実店舗で購入しましたが、手元にある安心感はやっぱり違いますね。

だからと言って備えあれば憂いなしでなんでも備えておけば良いってものでもありませんし、なんでも処分すればいいってものでもありません。

りんご
りんご
自分に必要なのか不要なのか。代わりになるものがあるのか。そういったことを見極めることが大事ですね!

喪服は自分にとって必要なのか?なくてもなんとかなるのか?考えるきっかけになれば幸いです!